みなさんこんにちは!+YOUTH編集部のシチョーです!
毎日お仕事お疲れ様です。仕事で疲れた体にガッツリと肉料理を食べて体力を回復するというのはいかがでしょうか!
今日はみなさんに現在お肉屋さんでアルバイトをしている僕が学んだ、
「ほんの一手間加えるだけでどんなステーキ肉でもさらに美味しく食べることのできる秘密の調理テクニック」をお伝えしようと思います!

Contents
肉の部位でわかるオススメの調理法!!
一言にお肉といっても牛肉や豚肉などの肉の種類があったり、さらにその種類の中でもさまざまな部位によって味が大きく異なったりとお肉の世界はとても広くて深いんです!

本日は後ほどステーキ肉の調理テクニックをお伝えすることもあって、牛肉についてピックアップしてお肉の部位について紹介していこうと思います!有名な部位や意外と知らなかったマイナーな部位まで広く紹介するので是非読んでみてください!
ヒレ
肉の中でも最も柔らかく上品な味が楽しめる部位。脂肪が少なめであっさりとしているため幅広い年齢層の方に楽しんでいただけると思います。ステーキにするのがオススメです。
リブロース
味わいや香りがとてもよくさまざまな料理にしようできます。霜降りの量が多いものを選びましょう。すき焼きやしゃぶしゃぶにするのがオススメです
サーロイン
ステーキとしては1番馴染みのある部位ではないでしょうか。程よい脂身でとても美味しく食べられる部位となっています。やはりステーキがオススメですね(笑)
肩ロース
リブロースに連結している部位で、良い肉質と脂肪が相まって濃厚な味が楽しめます。肉の切り方にもよりますが幅広い調理が可能です。
ランプ
脂身がほとんどないためあっさりとした部位で肉質は柔らかいため赤身を楽しむことができます。ステーキにするのがオススメです。
イチボ
モモ肉で1番霜降りの多い部位で、モモ独特の味わい深さを楽しむことができます。また脂身も少ないためサッパリと食べることができる部位です。ステーキや焼肉にして食べるのがオススメです。
バラ
世間でいうカルビの部位で老若男女問わず楽しめる赤身と脂身のバランスの良い部位と言えます。ここは何と言っても焼肉で食べるのが王道ですね(笑)
ウデ
ほとんどが赤身のためあっさりとした味わいです。希少部位のミスジもここにあります。すき焼きにするのがオススメです。
マル
とてもマイナーな部位ですがモモ肉のなかではトップレベルに旨みの詰まった部位でとてもオススメです!幅広い調理で楽しめます。
モモ
赤身がほとんどであるため脂っこさが苦手な方は特に楽しめます。内モモの方が外モモよりもやわらかいため食べやすさや、歯ごたえなどで選んで購入するとよいでしょう。カレーなどの煮込む調理がオススメです
スジ
冬の季節と言えばスジの煮込み料理と言えるほど冬に一気に人気となる部位です。煮込むことで柔らかくなりとても美味しい部位です。スジといえばやはり煮込みですね。
以上がお肉の部位の説明となります!とはいえ、ここでは説明しきれなかった部位も数多くありますのでそれはまたの機会に!
シチョー直伝!ステーキ肉の調理テクニック!
いよいよお待ちかね!僕がおすすめするちょっとしたステーキの調理テクニックについて説明していきたいと思います。これを一回使うと今まで味わったことのないような肉の美味さを体感することができるでしょう(本当か?笑)
それでは4つのポイントに分けて説明していきます。

①肉は調理する前に一度常温に戻す
②肉の筋に切れ目を入れる
③塩胡椒を振るタイミング
④焼いたステーキ肉は一度休ませる
肉は調理する前に一度常温に戻す
1つ目のポイントは肉を調理する前に一度常温に戻すことです。
ご家庭で料理される時、肉の表面だけが焼けて中身は冷たいまま、といった状態になってしまうことありませんか?せっかくのステーキが勿体無いですよね。先に常温に戻すことで美味しくいただけます。
目安としては冷蔵庫から出して30分程度がいいでしょう。
肉の筋に切れ目を入れる
2つ目のポイントは肉の筋に切れ目を入れることです。
筋の下処理を済まさずに肉を焼いてしまうと、筋が熱によって縮んでしまい熱が均一に通らなくなります。
筋切りのコツとしては、まず筋というのは赤身と脂肪の間に存在するのでそこに着目します。赤身と脂肪の間に包丁を垂直に立てて切り込みを入れます。目安としては3cm程度間隔で1cm程度の深さで切り込みを入れましょう。
ここまでで下準備は終了です!次からは焼く段階でのポイントとなります!
塩胡椒を振るタイミング
さて、3つ目のポイントは塩胡椒を振るタイミングになります。
一般に生肉の状態で塩胡椒などの下味をつけて焼く方法が主流となっていますが、焼く前に塩を振ると焼いた時に肉の水分や旨みが外に逃げ出してしまいます。
焼き色がついてから塩胡椒を振ることによりお肉の旨みがグッと保たれます。
焼いたステーキ肉は一度休ませる
そして最後のポイントは、焼いたステーキ肉を一度休ませることです。休ませるというのは一度冷ますということで、一見もったいない?ような気がしますがこうすることで熱がステーキの内側にもしっかりと伝わります。
それだけでなく肉を焼いた後にすぐに切ってしまうと肉汁が溢れ出てしまい、旨みが逃げ出してしまいます。
ステーキを焼いたらすぐに食べたくなる気持ちはものすごくわかりますが、ここで一つ工程を加えることでさらなる美味しさを味わうことができます。
「番外編」オススメの肉の保存方法
スーパーや精肉屋さんでお肉を買った後に、その包装のまま冷蔵庫に放ってしまうと包装内の空気によってお肉の酸化がより早く進み、お肉の水分も外に逃げ出してしまうため鮮度が落ちてしまいます。
肉全体をラップでぴっちりと包むようにして保存するとお肉と空気が直接触れずに済むのでオススメです!緩めに2重にラップをかけてあげるとなおよしです!こうすることでお肉のパサつきも軽減され、より美味しく食べることができるようになります。
以上がシチョーによります、美味しいステーキのオススメ調理法でした!ほんの一手間加えるだけで味わいが本当に大きく変わるのでぜひ試していただいて、みなさんの日々の活力に少しでもなれれば嬉しいです!
+YOUTH編集部 シチョー