みなさんはじめまして!+YOUTH編集部のみゆうです。
毎日お仕事お疲れさまです。
せっかくのお休みだけど外にでるのは何だか億劫…。そんな時はお家で映画でも見て少し息抜き、なんて過ごし方はいかがでしょうか⁇
私自身、「これから長い先の人生できっと自分の記憶に残るだろうな」と思えた何度も見たくなるおすすめ洋画を紹介します!
Contents
世界一キライなあなたに
基本情報 |
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制作年度 | 2016 |
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制作国 | アメリカ |
監督 | テア・シャーロック |
出演者 | エミリア・クラーク(ルイーザ・クラーク) サム・クラフリン(ウィル・トレイナー) |
上映時間 | 110分 |
【あらすじ】
舞台はイギリスの小さな田舎町。町の小さなカフェで働くルー(エミリア・クラーク)は、少ない給料ながらも家族を支えるために生計を立てて働いていた。ある日カフェが閉店したことから、新しい職を探すことに。そこでルーが見つけたのは、交通事故に遭い、車椅子生活を送る名家の一人息子であるウィル(サム・クラフリン)の介護の仕事だった。だが、実際は励まし役としてウィルの話し相手となる6か月という期限付きのものだった。最初は頑なに拒否し、冷たく突き放すウィルだったが、明るく前向きな彼女と接していくうちに徐々に心を開いていく。そしていつしか互いに大事な最愛の存在へと。ウィルはルーと出会ったことで生きる希望を取り戻したかのように思えた。そう信じていた。そんなある日、ルーは重大で深刻な、そしてあまりにも残酷なウィルの決意を知る。彼の決めた“生きる時間”は6か月で、半年後に自ら永遠の旅立ちを選ぼうとしていたのだ。果たしてルーはウィルの決断を変えることができるのか…!?
【この映画のここがいい!①:ルーというキャラクター】
ヒロインのルーは一見どこにでもいそうな平凡な女性です。洋服が大好きなルーはファッション専攻の大学に受かっていましたが、家が貧しく自分の夢を諦め、26になるまで小さな田舎町で日々を淡々と過ごしていました。
劇中では、ウィルが「今のままで十分幸せよ。」という彼女に「自分の可能性を自分でつぶしてはいけない、たった1度きりの人生なんだから、自分自身を信じて外に飛び出せ」と教えます。
監督はインタビューで、「おそらく特に若い女性は、彼女に共感する部分がたくさんあると思う。20代くらいの女性は『こんなに頑張ってるのに、どうしてうまくいかないのかしら』と思うものだし、そういう自分をルイーザに投影するはずよ。あれくらいの年齢の女性たちは、別に怠けているわけでも、意欲がないわけでもないけれど、思うようにいかなくいかなくてフラストレーションがたまるものなのよ」と、多くの女性の思いを代弁しています。
ルーに共感できる人は多いのではないでしょうか?
自分の夢や目標があるけれど、外の世界へ踏み入れるのが怖い人、周りの環境に邪魔をされてしまうという人。。。
それぞれの人にそれぞれの理由があると思います。
だけど、一度きりの人生です。それはまぎれもない事実です。
この映画はありのままの自分の可能性を信じる大切さだったり、夢を追いかける勇気をもらえる作品です。
【この映画のここがいい!②:物語を彩るルーのカラフルなファッション】
劇中にでてくるルーのファッションはどれも可愛いものばかり…!目が離せません!!
衣装を手掛けたのは『マリリン7日間の恋』を手掛けたジル・テイラー。個性を大事にした役であるルーを表現するためにも、ルー役のエミリア・クラークとなんと3週間もの時間を費やして2人で衣装を決定していったそうです。
ルーの洋服はとてもカラフル。ドット柄、小花柄のシャツ、大きなリボン、もこもこのセーターにミツバチ柄のタイツ。雨の日には可愛らしい傘や長靴。
一方で、ルーがウィルを誘ってコンサートに連れ出す場面での赤いドレスや、ウィルの元カノの結婚式での薔薇を配した水色のフレアワンピースといったように場面ごとに全く違う彼女の魅力を感じることができます。
画像引用元:
(https://s.cinemacafe.net/article/img/2016/07/24/42169/233337.html)
そしてなによりルー役の女優エミリア・クラークが美しい…!美しすぎる!!
彼女は『ゲーム・オブ・スローンズ』という海外ドラマで一躍有名になった女優さんで、なんと2012年には「世界で最も美しい顔100人」第1位に選ばれているのです!本作では彼女のコロコロ変わるキュートな表情を存分に楽しめますよ!
この映画は安楽死や尊厳死というテーマを扱い、死生観を問う場面もあるため、作品に対しての意見は人それぞれあると思います。
だれもがいつかは必ず直面する死。
この映画は間違いなく人間の死や命について、そして“今”をどう生きるかを考えさせられるものになるでしょう。
“愛する人が死を選ぼうとしている”
一見なんて残酷な悲しい物語なんだ…と思いますよね。
本作は暗くなりがちな話をポップで前向きに表現してあります。大切な人を愛し、愛される幸せな気持ちがいっぱい詰まった涙のあとに元気をくれる、不思議とあったかい気持ちになれる。そんな映画です!!
きみに読む物語
基本情報 |
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制作年度 | 2004年 |
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制作国 | アメリカ |
監督 | ニック・カサヴェテス |
出演者 | ジーナ・ローランズ(老婦人) ジェームズ・ガーナー(老人) レイチェル・マクアダムス(アリー) ライアン・ゴズリング(ノア) |
上映時間 | 124分 |
【あらすじ】
物語は1人の老人男性(ジェームズ・ガーナー)が療養生活を送る老婦人(ジーナ・ローランズ)にある物語を読み聞かせる場面から始まる。その物語の舞台は1940年代のアメリカ南部の小さな町。17歳のアリーは、裕福な上流階級の一人娘として両親から大切に育てられてきた。1940年、夏。アリーは両親とともにアメリカ南部のシーブルックにある別荘を訪れていた。町の製材所で働く青年ノア(ライアン・ゴズリング)はアリーを一目見た瞬間に恋に落ち、次第に2人は惹かれ合っていく。しかし、もともと住む世界が違う2人にとってはひと夏の想い出。アリーの両親からは2人の関係を猛反対される。両親に強く反対されながらも自分のことを愛してると言ってくれるアリー。自分はアリーにふさわしくないと、ノアは突き放すようにアリーと別れるが、それはノアが本気でアリーを愛し、アリーの幸せを願っていたからこそ。喧嘩別れをした後、そのまま2人は会うことはなく、離れ離れになってしまう。それからノアは冷たく突き放してアリーを深く傷つけてしまったことを後悔し、365日毎日手紙を書くが、彼女から1度も返信が来ないまま、やがて第二次世界大戦が始まる。月日が流れていく中で、ノアは思い出の場所でアリーを待ち続ける。アリーもまた、遠く離れた町で別の男性と出会い恋に落ちるも、ノアへの想いを消せないでいた。切ない運命によって離れ離れになった2人。彼らが再び結ばれる日は訪れるのだろうか。そして熱心に老婦人にノアとアリーの物語を読み聞かせる老人は一体誰なのか。これぞ純愛映画の金字塔!切なくも温かい物語。
【この映画のここがいい!①:圧倒的高評価。泣ける口コミが多すぎる】
この映画は、2004年に公開されたものなんですが、世界中での反響がすごいです。
“初めてこの映画を観てから14年。なぜかずっと記憶に残る作品。ぜひ字幕で見てほしい。この先これを超える恋愛映画は出ないと思う。”
“素直に泣いた。”
“こんな恋愛してみたい。”
“個人的にタイタニック以来の純度の高いラブストーリー!” (映画.comより)
2004年に公開されてから長らく愛され続ける名作。
口コミが物語っています!
【この映画のここがいい!②:超豪華キャスト陣】
老婦人役のジーナ・ローランズは第9回ゴールデン・サテライト賞助演女優賞をとった方でノア役のライアン・ゴズリングは話題作『ラ・ラ・ランド』で主役を務めた人気スターです!
そして本作を彩っているのがヒロイン、ルー役のレイチェル・マクアダムス!筆者も個人的に大好きな女優さんです!演技ももちろんなんですが、その可愛いルックスでも人々を魅了しており、「ラブコメのクイーン」と言われるほどの人気女優です!なんといっても可愛い笑顔!完璧な美貌なのにどこか親しみを感じさせる彼女の雰囲気は男女問わず人気です!
【この映画のここがいい!③:胸に響く名セリフ】
愛し合っているのに両親に反対され、引き離される2人。愛だけではどうしようもならない歯がゆさ。このタイプの恋愛映画は他にもたくさんあるでしょう。それにも関わず、どのサイトを見ても、この映画が「名作だ」と言われている理由の1つが劇中に出てくる数々の名セリフなんです。ここでは筆者自身、心に残った大好きなセリフをご紹介します。
アリーが自分の気持ちに素直になるのをためらっているシーン
“お願いだ。将来を思い描いてみて。30年後、40年後誰といたい?もしやつなら行け!それが君の望みなら俺は耐えていける。無難に選ぶな。”
誰かを傷つけてしまうから、周りに反対されるから。自分の気持ちに正直になるのはそう簡単ではありません。むしろ自分に素直に生きるのは1番難しいのかもしれません。
しかし、私たちはみんな知っています。1度きりの自分の人生を決めるのは他の誰でもなく自分なのだ、と。
“無難に選ぶな” というノアの力強いセリフはとても印象的でした。そして、その後に続くこちらのセリフ。
〝人のことは考えるな。俺も奴のことも忘れろ。君だよ、問題は。君はどうしたい?″
なんとなんとこちらのセリフはノア役のライアン・ゴズリングのアドリブらしいのです!!彼が物語にのめりこんでしまうほどの白熱の演技は見物です。
冒頭のプロローグでのシーン
“私はどこにでもいる平凡な思想の平凡な男だ。平凡な人生を歩み、名を残すこともなくじきに忘れ去られる。でも、1つだけ誰にも負けなかったことがある。命懸けである人を愛した。私にはそれで十分だ。”
これは冒頭の老人のセリフです。誰もが忙しい日々の中で毎日をひたすらに生きています。ふとした瞬間に、「自分の人生はなんて平凡なんだ」と思う人もいるのではないでしょうか。この物語の老人も同じ思いを抱えています。
でも、自分の人生の中で誇れるものが1つだけある、と。彼の場合は1人の人間を愛した、ということです。
わたしにはこのような映画や小説を見てもどうしても「所詮映画だもんなぁ」「羨ましいなぁ」と心のどこかで思ってしまう皮肉な自分がいます。
しかし、この映画のように、この主人公のように、わたしたち1人1人にもなにかしら特別な物語があるのです。それは視点を変えてみると意外と簡単に見つかるのかもしれません。
大好きな恋人も、忘れられないあの人も、今日すれ違った人も、さっき話した事も、今日聴いた音楽も、いつか言ったあの言葉も、これから行くあの場所も、後悔したことも嬉しかったことも。
何気ない毎日は間違いなくわたしたちの物語になっていくのです。
慌ただしく過ぎる毎日も、そう思えると素敵ですよね。
画像引用元:
(http://ja.fanpop.com/clubs/the-notebook/images/34064656/title/nb-photo)
1度でも誰かに恋をしたことがある人ならきっと共感できる映画だと思います。
ぜひご覧ください!!
以上、みゆうからのおすすめ映画情報でした!
+YOUTH編集部 みゆう
世界一キライなあなたにHP
https://warnerbros.co.jp/c/movies/sekakira/