飲み会で九州出身ですって言った瞬間に偉い人にじゃあお酒強いよね!って言われたのではい出た!!!!!!!!暴the論!!!!!!!じゃあお前も日本人なら!!!!!!!!さぞ相撲が強えんだろうな!!!!!!!!!!起立!!!!!!!どすこい!!!!!!!!!!!つって窓から突き落とした
— ☕💥😺 (@denessssion) June 2, 2018
このTweetおもしろすぎイイイイ!!!
スピード感とふざけきった感じなんとも面白い
しかしこのいいね、リツイート数の多さはたくさんの人から共感を得た証拠
読者の皆さんも「九州、東北出身」という理由でお酒を勧められたことあるのではないでしょうか?
お酒の席ではなかなか断れないですよね
上司やお得意先との席でしたら、なおのこと断るわけにはいかない
僕自身、地元に帰ると
「鹿児島の人は焼酎しか飲まないんでしょ??」
「大学の飲み会大変そうだね〜」
と同情されます笑
たしかに…
ただでさえ酒豪のイメージが強い九州、加えて焼酎の名産地ですから
鹿児島は「焼酎ばっかり飲む」、「酒豪が多い」そんなイメージが浮かびやすいのかも知れません
だがしかしbut
著者のような下戸にはたまったものではない
いくどそのようなイメージのせいで危険にさらされたか
怖いったらありゃしない
いつかこの憎っくき固定概念をぶち壊してやる
ゲロを吐きながら強く心に誓ったのです
そして、ついに今日、私はこの不条理なイメージを覆してやります
「九州の人は全然お酒に強くはない」と科学的、統計的な証拠をもってして言ってやります
「鹿児島の人がお酒強いってのは全くの作り話だ」と
それでは行くぜ!!!!!うおおおおおお!!!!!!起立!!!!!!!どすこい!!!!!!!
アルコール消費量
1人当たりアルコール消費量第1位は9.54ℓの首都 東京
そしてそして第2位は9.43ℓで我らが鹿児島!!
さらに第3位は9.34ℓの宮崎
4位 沖縄。続いて5位 秋田、6位 青森、7位 新潟、8位 岩手の東北勢
九州勢、東北勢が上位を独占!東京を除けば10位以内は九州、東北、北海道という驚くべき結果でした
【九州人、東北人】 = 【お酒をたくさん飲む】のイメージ通りの結果で著者惨敗、、
え〜い!!だったら
【鹿児島人】 = 【焼酎よく飲む】はどうなんだい!白黒つけようじゃないか!!!
焼酎消費量
ぶっちぎりの1位 、、、1人当たり消費量24.45ℓで鹿児島!
ちくしょ〜〜〜〜〜!!!!
2位 20.44ℓで宮崎。3位 沖縄、4位 大分、 5位 熊本。と5位まで全部九州勢!6位 青森に7位 長崎、8位 秋田の9位 福岡、そして10位 岩手とま〜た九州、東北勢が上位を独占!
どうやら【九州人、東北人】= 【焼酎をたくさん飲む】は本当のようです、、、
でもお酒をよく飲むからと言って必ずしもお酒に強いとは限らない!!!
酒豪型遺伝子出現率
体内に入ったアルコールは肝臓でアセトアルデヒドに変化し、酢酸に分解されるのですが、アセトアルデヒドには強い毒性があり、吐き気や頭痛を引き起こします
つまり悪酔いの原因はアセトアルデヒド!
このアセトアルデヒドを分解する酵素の量によってお酒の強い弱いが決まります
分解する酵素の量は先天的で、遺伝子の型によるもの
この遺伝子の型を全国5000人以上について調査した研究があります
お酒に強い遺伝子の占める割合でランキングされており、どれくらいお酒に強い人がいるのかってことが分かるってわけです

出典:https://style.nikkei.com/article/DGXBZO10187530R00C10A7000000?channel=DF280120166607&n_cid=LMNST011
1位 秋田
2位 鹿児島と岩手
4位 福島
5位 埼玉
またまたまた鹿児島は上位にランクイン。埼玉を除けば上位10位は九州、東北勢。
やっぱりか、、、
どのランキングでも上位にいやがって、アルコール消費界のジョコビッチか
どうやら【九州人、東北人】 = 【お酒が強い】は本当のようです
でもどうしてこんなにも地域性が出てくるのか
次の章ではなぜ地域によって差が生まれたのかについて深掘りしていきます
酒豪と下戸の誕生秘話
アルコール耐性に地域性が表れることを説明するには、少し昔に遡る必要があります
日本に渡来人がやってきたことが大きく関係します
実は人類はもともとお酒に強い生き物でした
日本人も強かったんです
しかし数千年前、シベリア地方で下戸(お酒に弱い)の遺伝子が突然変異で誕生します
彼らは混血を重ね、東へ東へと拡大していきます
そしてその下戸の遺伝子を持った人々は渡来人として日本にやってきたのです
渡来人は、当時の中央政権を目指して
九州北部、中国地方、近畿、東海と移動していきました
酒豪マップをもう一度見てください
何か気づきませんか?
そうです!先ほど言った渡来人が通ったところは酒豪が少ないのです!
逆に渡来人が通過しなかった九州南部、東北、北海道は
下戸の遺伝子があまり広がらず酒豪が多い!
そういうことだったんです
酒どころ → 酒を飲みやすい環境 → 【徐々に酒に強い遺伝子に変異、あるいは後天的に鍛えられた】→ 酒豪が多い県民性ではなかったんです!
下戸の渡来人の遺伝子の影響を受けなかった地域 → 酒豪が多い県民性
でも確かに鹿児島、東北は酒どころ
酒に触れやすい環境ではあったとは思います
ロシアのような極寒の地では度数の高いお酒が好まれるように、環境がその土地の酒文化に大きく影響を与えることは間違い無いでしょう
しかしその土地の人のポテンシャルは、下戸遺伝子種との混血が大きく関わっているということです
ようはですよ、酒は遺伝子なんですよ
鍛えられるものではないんです!
鹿児島に住んで焼酎たくさん飲んでも、弱いもんは弱いんです!!!
アルハラ!ダメ絶対!
意外!!!実はお酒弱かった偉人たち
でも大人たちは言うんです
酒の飲めない奴はダメだと
飲み会で気に入られる奴は出世が早い
そのためには酒は飲めるようにならなければならないと
そんな大人たちに言ってやります
酒に弱くても大成した人たちはたっくさんいるんです
鹿児島と言ったらあの人!西郷隆盛!
まったくと言うほどではないですが苦手だったそうです
ふくよかな体型でいかにも焼酎も飲みそうな風貌
酒を片手に日本の将来を夜通し語った
そんなイメージを抱いていただけに意外!
いかにも酒豪のよう見えるのに苦手というギャップ、それでいて今一番ホットな大人物
ますます西郷どんのこと好きになりました
来週から「西郷どん」絶対見ます
さらに鹿児島の生んだ創世児!大久保利通!
紅茶とか飲んでそうですよね
意外性はないな笑
他には勝海舟や武市半平太
あの織田信長も下戸だったんです
酒が飲めなくたって絶対に出世してやる
新たに決意したわたるでした
またね〜
都道府県別統計とランキングで見る県民性
https://todo-ran.com/
国税省テーマ02 「あなたはお酒が強い人?弱い人?」
https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/sake/seminar/h19/02/02.htm
+YOUTH編集部 わたる